« Sホテルのガーデンバーベキュー(怒!) | トップページ | 『かみあわない人』 »

2005.09.12

『家家厨房』(恵比寿店)

『家家厨房 ジャージャーチュウファン』(恵比寿店)

「安くて、キレイで、おいしい食堂」をテーマにした上海家庭料理の人気店。
飯田橋銀座店などに次ぐ店舗として恵比寿店が9月12日オープン。
オープンに先駆け9月8日に行われたマスコミ向けレセプションの
スタッフ(台湾在住暦10年のれいちん&香港+台湾+韓国食べ歩きラム)レポート。
レセプションでも覆面調査員(ミステリーショッパーズ)並みにダメ出しもあり?
  
れいちん@台北です。
色々あって今はれいちん@東京です。
今回、恵比寿駅東口にオープンした上海家庭料理「家家厨房」のレセプションに
参加させてもらってきました!

 
ラムです。
マスコミレセプにお腹を空かせて、空かせて行ってまいりました~。
家家厨房」は「かかちゅうぼう」ではなく「ジャージャーチュウファン
と読むのだそうな。
 
まず、店の外観の印象は中華っぽくな~い感じで、ちと、レトロカフェ風なんだけど、
地味かなぁ…店の前というか、横を通り過ぎてしまいそうだったな、私は。
恵比寿の街に即した、通りに溶け込むデザインを目指したっていうけど、
溶け込みすぎて、見落としてしまう危険性も……
ただ、オープンテラスもあるので、
「ん?なんだこの店は?」
と足を止めるかも……
でも、テラスがオープンになってないと…気づかない可能性も……。
 
<店舗(店内)>
店内のインテリアはとってもお洒落。中国風の調度品がピッタリくる落ち着いた空間。
特に現代風の茶器はため息もの!レベルが高いと感じました。
台北でもあれほどのお洒落な茶器はなかなか見当たりません。
さすが流行の先端を行く上海!と関心しました。

 
やはりレトロモダンなんだろうけど、ちょっと無機質な印象を受けてしまった。
やっぱり、上海家庭料理を売りにしているからには、
もう少し温かみが感じられた方がいいかも。
厨房の横がトイレっていうもどうかなぁ……。
  
さて、いよいよ、席に案内されたぞな…私のお腹の中は「がるるるる」
と期待に腹を鳴らしておっただよ~。
 
席に着いてもオシボリ無し。
中華はオシボリあった方が何かとウレシイんだが、ナプキンも無かったぞ。
ちっちゃい、お口拭くくらいの紙ナプキンは一枚づつあったけど……
ドンと置いておいて欲しかったぞ。
 
オープン前だからなのかなぁ?オープンしたらあるのかなぁ?
と、とっても小さな事が気になる私でした。
テーブルがまた、真ん中になべ用の四角い大きな木枠があってそれが邪魔で、邪魔で、
これもちょっと考えた方がいいと思うんだけど、今からじゃちと無理か~。
 
<お料理>
最初、上海家庭料理だって予備知識無しで行ったせいか、
最初に出された前菜、ピータンのフリッターみたいなのとか、
レンコンとキュウリとクラゲの酢の物やオクラやチャーシューなんかが
ちんまりと乗ったお皿を見て
「ん?これは中華の創作料理の店だったのか」と納得して食してしまった。
でも、入り口で渡された紙には「上海家庭料理」??と気づき、上海では
コジャレタ物を食しているのだなぁと妙に関心してしまったのだが、これは
創作料理だったらしい。
 
05-09-08_19-19 05-09-08_19-27
    
このお皿に乗ってたチャーシュー?は温かい方が、美味しいかも。
飲茶もあって、ぷりぷりエビ蒸し餃子とコラーゲンたっぷり特製小龍包を食したが、
やはり、日本ではあのエビのぷりぷり感を出すのは難しいのか、今まで日本で
中国のエビ餃子やエビワンタンみたいにぷりっぷりの食感に出会った事が無い。
やはり、ここでも出会えなかった……。
 
上海の家庭料理(“上海人にとってのご飯と味噌汁”的イメージ)を
そのまま本当は出したかったらしいが、
やはり、日本人の口に若干合わせた味に仕上げてるとの事だが、
私は、そのまんまの上海家庭料理を食してみたい派なので、
ちょっとがっかり……
しかし、材料や調味料なんかが手に入りにくい物がある中で、
そのまんまの味を出しているメニューもあった。
 
昔、流行った火鍋とおんなじ鍋で、やっぱり二色のスープで肉や海鮮、野菜なんかを
煮て食べるんだけど、ひとつはとんこつスープに近くてちょっとピーナッツの味がする
スープと、スープカレーのようなカレー風味のスープ。
 
05-09-08_19-43
 
頂いた火鍋は最近上海で流行っているらしい黄色いカレースープと白湯(パイタ
ン)スープの鴛鴦鍋(真ん中から区切られた鍋の両方にそれぞれ別のスープを入れて
食べる中国式鍋料理)でした。これ以外に赤い辛味スープとの組み合わせもあるそうです。

 
この鍋は、上海の家庭の味をそのまま出してるそうな。
この鍋の肉はラムだけなのかどうかは、分からない……
オープンまでには、すべての料理について従業員が答えられるようになっている事を祈る!
とんこつっぽい方のスープが薄味なので、薬味を後から持ってきますと言われたので、
待ってたんだけど、待てど暮らせど来にゃ~い。
 
仕方が無いので、他の料理を食べる事に…エビだ~い好きの私は大エビのチリソース
を食べたのだ。エビの大きさには満足満足……ただ、ちょっと甘さが強かったかな。
後は、鶏肉とカシューナッツの炒め黒酢の酢豚中国の醤油を使った黒い炒飯
 
05-09-08_19-57  050908_195700 05-09-08_19-58
 
この黒い炒飯は一度食べてみた方がいいかも、なんだか不思議な優しい味でした。
本当は、上海焼きそばや麻婆豆腐も食べたかったんだけど、品切れして食べられなくて 残念!
 
台湾に10年間暮らしていた私は、日本の中華料理をあまり真剣に食べたことがないのです。
そういう意味で「へぇ。日本風にアレンジするとこんなお味になっちゃうんだぁ
という発見が出来てとても好奇心を刺激されました。
出されたお料理の中で高菜の醤油チャーハン以外はほとんどが
日本風にアレンジされていたと思います。

 
そうこうしているうちに鍋がグツグツ言い出したので、
薬味が来る前に鍋を食べる羽目になってしまったなり。
薬味はというと、ワゴンでテーブルをひとつひとつ回っているじゃぁあ~りませんか?!
丁寧に、一人一人のお客様の注文を聞いて薬味を10数種類ぐらいのなかから
好きな組み合わせをチョイスしてオリジナルの薬味
を作ってくれるのだ。
  
05-09-08_20-08 050908_201100←イケメン店員のオススメブレンド。
 
本来なら、すごーくウレシイ事なんだろうけど、なかなか私達のテーブルにたどり着いて
くれにゃい。これは、マスコミレセプションだから、同じ料理が出てるわけで、仕方が無い
事なのかもしれないけど、ちょっと待たされ過ぎ。
薬味も色々あってどれをブレンドしたらいいか迷ってしまう。迷った時は、お店の人に
お勧めの薬味をブレンドしてもらうといいね。
 
私は自分でチョイスして失敗してしまったから……(笑)
鍋のスープより、更に味の無い薬味を作ってしまったのだよ…ははは。
 
カレースープは煮詰まりやすいところが難点で、白湯スープとの沸点に大きく差
があって火加減の調節をこまめにしなくちゃいけないところが面倒でした。
しかしお味はまずまず。
が、各自がDIYで作るお薬味を入れたら、ぐんと美味しくなりました
また最後に出る麺もなかなかのお味で大満足!
ただ、お薬味のワゴンサービスはノラクラでちょっとせっかちな私は
「早く~。待てないよ!先に食べちゃうよ!」という感じで頂けませんでしたね。

 
あの薬味ワゴン、これから冬に鍋頼むお客様が多くなると思うんだけど、
ちょっと方法を考えた方がいいかも。ワゴンひとつで回っていたし、
しかも、通路がワゴンより狭いから通るたびに椅子を引かなきゃならんのよ。
テーブルに置くのも無理そうだし、
どこかに置いておいて、セルフサービスでっていうのもいいかも、待たされるくらいならね。
 
聞いたら、自分で作りたいって言う人もいるって言ってたし。
で、鍋の最後はラーメンを鍋のスープに入れて、ふたつの味のラーメンが楽しめるのよ。
鍋の後はやっぱり、ご飯か麺類をスープに入れたくなるのはアジア共通なのかも。
ただ、麺が来るのも遅かった…。
 
やっぱり本オープンの前はばたつくのね~、これって、
テレビのドキュメンタリーで新しいお店がオープンするまでってやってるけど、裏では、
きっとあれと同じ事が繰り広げられているんだろうなぁ……等と、色々想像してしまった
……テヘヘ。かーなり待たされたから、ゴ編集長は麺を諦めようとしていたけど、
私は来ないと絶対食べたくなるたちなので…
って単に食い意地がはってるだけなんだが、来るまで粘って待ってたら、
デザートが運ばれてきてしまって「麺が、麺がまだなんですーぅ!」
と麺を要求しましたざーます。そして、無事麺を食べましてよ。
 
オープン前のレセプションということで、まだまだ準備万端
ということではなかったようですが、改善の余地あり?と思えるところを少々。
まずお醤油差しの使い勝手が最悪。
こっそり観察していましたが、どのテーブルでもお醤油やお酢がこぼれて
テーブルの上がびしょびしょになっていました。デザインは可愛いのに残念!

 
最後に、ジャスミンティを使ったデザート(チャイニーズブランマンジェ)が出てきたんだけど、これが美味しかった!
 
これはピカ一のお味でした!
台北で数々の中華風デザートのお店を食べ歩いている私が唸ったくらい
お上品でシノワ~なお味です。是非お試しを!

 
05-09-08_21-41

<総評>
日本の中華料理全般に感じることですが、味つけが多少日本風にアレンジ
されていることでせっかくの中華料理の野趣味が消されているように感じまし
た。またエビなどは、香港、台湾で出されるエビより小さめでちょっと見劣りす
るかなという気もしました。今後に期待です。
 
 
全体的に、お料理はちょっと甘めで優しい味でした。
これは、好き嫌いが分かれるかもしれないけど、
上海の人が日常食べている家庭料理を日本に紹介したいという
お店のコンセプトを踏まえて、一度是非食べに行ってみるといいかも

そうすると、上海に行って味比べをしたくなる事間違いなし!
かくいう私も、上海に行って味比べをしたくなったでありんすよ。
メニューも沢山あるし、あと中国茶の茶葉も各種売っているので、
試してみるのもいいかも。
 
P9140360←お土産にいただいた中国茶(嬉!)
 
お店が終わる時間が23時とちょっと早い気がしたんだけど、
恵比寿だから、もう少し遅くまでやっていてくれるとウレシイ人が多いような気がするんだけどな。
以上「家家厨房」恵比寿店レポでした~!

れいちん追記)
今日、お昼休みに通りかかってみたら、ランチメニューも出ていて、お粥セット
があってちょっと嬉しくなりました。
台湾や香港ではお粥は朝食べることが一般的なので、ランチタイムにお粥を食べ
られるところが少ないんです。だからちょっと「キャ~」って感じでした。

|

« Sホテルのガーデンバーベキュー(怒!) | トップページ | 『かみあわない人』 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16209/5938854

この記事へのトラックバック一覧です: 『家家厨房』(恵比寿店):

» 家家厨房(中華料理店) [ブログで情報収集!Blog-Headline/food]
「家家厨房(中華料理店)」に関連するブログ記事から興味深いものを選んでみました。... [続きを読む]

受信: 2005.09.30 08:45

« Sホテルのガーデンバーベキュー(怒!) | トップページ | 『かみあわない人』 »