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2006.03.28

コモンウェルス競技大会

お疲れ様です。Reikoです。

トレキャ!ドラマ番付(06.3.30号)に掲載予定の連載コラム
「海外テレビ(ドラマ)事情(15)『コモンウェルス競技大会』<編>」へのライター追記です。
(コラム本編は明日夜配信の上記メルマガでお読みいただけます。)

日本人のほとんどがWBCに熱狂していた時期、
コモンウェルス諸国在住の日本人で
「日本ではWBCで盛り上がっているみたいだけど、
こっちでは皆、CGに夢中」とブログに書いている人が
かなりいました。
でも、やはり祖国日本が参加していないせいか、
冷静なコメントが多くて、
マレーシア選手の一挙手一投足を息を詰めて見守り、
感極まって泣いたり、心底悔しがったりしていた私とは、
大違い(笑)。

それと、

参加したアスリートや各国の関係者、
開催にたずさわったスタッフ&ボランティアが
どんなにがんばっても、「たいしたことない」って言う人は
必ずいるんですよね。
WBCにしても「○○が出ないんじゃ、たいしたことない」
という声もあったと聞きます。

CGにはもちろん、スポーツ大国アメリカ、中国、ロシアに加え、
欧州の大部分の国が参加しないわけですし、
オリンピックに比べると、競技の種類もそれほど多くありません。
でも、開会式や閉会式の華やかさはオリンピックに決して
ひけを取りませんでしたし、競技関係者4500人、
ボランティア1万5000人によるスムーズな運営と、
どの競技場にも大勢の観客が入り、
選手達に惜しみない声援を送っていたのは、
高く評価されるべきだと思います。
スポーツ観戦おたくで、この手のイベントは必ず観ている私が
言うんだから、間違いありません。
やはり、国際大会を開くからには、こうした組織力や動員力、
そして自国の選手に有利な判定をしない公正さが肝心で、
アジア競技大会や東南アジア競技大会の開催国には
ぜひ見習ってほしいです。

地元オーストラリアのイアン・ソープが欠場だったのは、
残念でしたが、陸上では100m9秒77の世界記録保持者、
ジャマイカのアサファ・パウエルが出場。
予選も準決勝も軽く流しまくり、決勝でさえ圧勝。
いくらライバルの米国選手がいないとはいえ、優勝タイムの
10秒03は、「もうちょっと本気で走って欲しかった」かも…。

しかし男女とも陸上のスプリント種目を完全制覇して、
計10個の金メダルを獲得したジャマイカの選手達の、
「人間というより野生動物を思わせる、
しなやかで無駄のない動き」を見るにつけ、
彼らと張り合ってアテネ・オリンピックで4位になった
日本の男子リレー・チームの健闘にあらためて敬意を
表したいです。

今回、マレーシアは金7、銀12、銅10で、71ヵ国・地域中8位と
まずまずの成績。メダル獲得に貢献したのは、何といっても
大会最終日に獲得した3つの金、3つの銀に加え、団体でも金を
取ったバドミントンですね。

私が度々コメントしているイケメン・アスリート達も大活躍。
まず初日にいきなり金メダルをもたらした重量挙げ56kg級の
モハマド・ファイザル君は、茶髪にさらにハイライトを入れた
おしゃれな短髪が似合うジャニーズ系。
しかもトライアル後のパフォーマンスが
アテネの北島選手ばりで堂に入っており、
まじめ過ぎるくらいの選手が多いマレーシアン・アスリートの
中では、かなり稀有な存在です。
体操の床運動で銀メダルを獲得したン・シュウ・ワイ選手
(若い頃のガダルカナル・タカ似。笑)のひょうきんさと共に、
選手団の雰囲気を盛り上げてくれていると思います。

長身ロン毛のチュア・ブン・ファットや
キャプテンのS・クハンを初め、イケメンの宝庫、
ホッケー・チームは世界の強豪と競い合って銅メダル。

悲喜こもごもとなったのは、堂本剛君似と度々ご紹介している
高飛び込みのヨー・ケン・ニー君で、1mスプリングボードで
世界王者が最後まで少しも気を緩められないほどの追い上げを見せ、
銀メダルを獲得(CG史上、マレーシア人ダイバーとしては初の快挙)。
ところが、メダル獲得が期待された3mスプリングボードでは、
予選を1位で通過しながら、決勝では熱のため途中で棄権。

でもケン・ニー君の果たせなかった分は、
10mプラットフォームのシンクロで、
16歳のブライアン・ニクソン・ロマス君と
19歳のジェイムス・サンダユッド君の2人が見事銀メダルを
獲得し、埋め合わせてくれました。
この2人、次回のオリンピックで大旋風を起こしそうです。

ところで今回、認識を新たにしたスポーツがあります。
それはローン・ボール。正確なルールや戦略を全く無視して
超簡単に言うと、芝生の上で、ソフトボールよりは大きくて
ハンドボールよりは小さい(と思われる)ボールを、
ボーリングの要領で転がし、
どれくらい目標に近づけられるかを競うもので、
競技者には失礼ですが、正直「お年寄りのスポーツ」だと
思ってました。実際、女子シングルスの決勝では
CG2連覇を狙うマレーシア選手(26歳)とは、孫と祖母ほども
歳の離れた63歳のウェールズ選手が対戦。
一時は大きく水を開けられた、このベテラン選手
(国内通算56勝で、スポーツに対する長年の貢献により
英国女王からMBEの称号を授与されている)が、
奇跡のスーパーショットで追い上げる展開に鳥肌が立ちました。
最後まで闘いをあきらめず、持てる技量の全てを出し切り、
しかもゲームを楽しんでいるからこそ浮かぶ微笑みが
とっても素敵なシルバー・メダリストでした。

マレーシアの女子は、このシングルスと、3人のチームによる
2種目で金メダルを獲得。
これからローン・ボール人気が断然高まると予想されます。
激しいトレーニングは現状では難しい、経験がないという人が
足腰を鍛えるのにもってこいのスポーツだと思いますので、
興味のある方へぜひ挑戦してみてください。

次回のCGはインドのニューデリーで開催されます。
閉会式のエキシビジョンには、元ミス・ワールドで、
今やハリウッドでもひっぱりだこのアイシュワリャ・ライなど、
インドを代表する女優や歌手も登場。
300人は下らないインド人ダンサー達に囲まれ、
思いっきりボリウッドな世界を披露してくれました。

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