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2008.09.20

バドミントンJapanオープン

Reikoです。
 
今週はバドミントンのヨネックス・ジャパン・オープン(@東京体育館)ですね。
マレーシアでは本日の準決勝と明日の決勝しか放送予定がなかったので、
この日を楽しみにしておりました。

残念ながら男子シングルスの田児選手と女子ダブルスの末綱・前田選手組、
男子ダブルスの舛田・大束選手組は負けてしまいましたが…。

でも、午後も早い時間に行われた男子シングルス準決勝の第2試合は
マレーシアが誇るリー・チョンウェイ選手(世界ランキング第1位、北京五輪銀
メダリスト)が圧倒的な強さで決勝進出を決めました。
アテネ五輪金メダリストのタウフィック・ヒダヤット選手(インドネシア)を下し、
勝ちあがってきたなかなかイケメンのデンマーク人、ペルソン選手が相手でしたが、
第1セットは出だしから、いきなり9-0、第2セットも中盤で13ポイントだったかを
連取し、試合所要時間はわずか20分(うち5分間は休憩時間)でした。

ベテランの英語解説者が
「こんなに早く終わった準決勝はジャパン・オープンでも例がないでしょう。
 今、統計資料担当にチェックさせていますが…。
 リー・チョンウェイは『格が違う』とはこういうことかを見せつけましたね」
とコメントしていました。
次々と信じられないショットを繰り出していたリー選手が、
体育館の空調装置の関係か、
わずかな空気の流れの変化でシャトルの落下位置を見誤った時、
彼の試合を見慣れている解説者が、
「やっぱり人間ですね~」としみじみ言ったのが、妙におかしかったです。

ところで、北京五輪開催中にスーパーで、こんなものを見つけました。

Lee_chong_wei_3
 
マレーシアでおそらく一番よく売れているアイソトニック飲料の500ml入りボトルです。
中央がリー・チョンウェイ選手。
左下は彼の恋人で、マレーシア女子シングルスのNo.1、ウォン・ミューチュウ選手。
左上はベテランのウォン・チュンハン選手、
右の2選手は以前、ブログでもご紹介した男子ダブルスのクー&タン選手です。
 
先の五輪で、マレーシアは、
バドミントンの男子が最もメダル獲得の可能性が高いと言われていたんですが、
リー・チョンウェイ選手は見事、その期待と重圧に応え、シングルスの選手として
マレーシアで初めて銀メダル(北京五輪では同国唯一のメダル)を獲得しました。
その功績により、社会貢献者に与えられる称号Datuk(英国のSirほどの重みや
格式はありませんが、20代の現役スポーツ選手としては異例の栄誉です。リー
選手より前にDatukになったスポーツ選手には、スカッシュ女子の世界ランキング
1位で、昨年のアジア最優秀スポーツウーマン賞に{なでしこジャパンの澤選手を
退けて}選ばれたニコール・デイビッド選手がいます)を授けられたばかりです。

このボトルを見れば、マレーシアでバドミントンとリー選手の人気がどれほど高いか
わかっていただけると思い、お送りしてみました。
実は、この飲料の五輪期間限定販売ボトルにはもう1つ、
リー選手とウォン選手のフォームをフィーチャーしたバージョンがあるんですが、
両図柄とも人気が高く、通常の500mlボトルはまだたくさん残っているのに、
五輪仕様のものはあっという間になくなっていました。
大のリー・チョンウェイ・ファンの私はもちろん2つともゲットしましたよ。

ちなみに北京五輪のバドミントン男子シングルス決勝の最中に、
マレーシアで飲食店だったかバーだったかで、
TVのチャンネルを変えようとした欧米人が
マレーシア人客に殴られるという事件が2ヵ所で発生しました。
これはどう考えても「悪いのは欧米人です」(笑)。
いくら外国人とはいえ、大多数のマレーシア人を熱くさせる神聖なバドミントンの
試合中に、そんな無謀なことをしてはいけません。
私だって、その場にいたら、思わず空き瓶を手に臨戦態勢を取っていたでしょう(笑)。
これからマレーシアにいらっしゃる方はそこのところ、十分気を付けてくださいね。

五輪の決勝では、異常なくらい絶好調だった中国の宿敵、リン・ダン選手に
あえなく負けてしまい、表彰式では固い表情だったリー選手ですが、
マレーシアでは人種の別なく「よくやってくれた」「同じマレーシア人として心から
誇りに思う」「国のリーダーと呼ばれる人達でもなかなか埋められない人種間の
溝を、オリンピックの間、リー・チョンウェイが忘れさせてくれた」と
新聞のコラムや投書欄には多数の賛辞が寄せられていました。
 
東京近辺にお住まいの方はぜひ東京体育館に足を運んでみてください。
リー選手の華麗なフットワークを見るだけで、「来てよかった」と思えるはずです。


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