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2009.01.23

オーストラリア・オープン

お疲れ様です。Reikoです。

テニスの全豪オープン、
錦織君と伊達さんの初戦敗退と本日の杉山さんの敗戦は残念でしたが、
一昨日は台湾の盧彦勲(Lu Yen-Hsun)選手が第10シードの
ナルバンディアン(アルゼンチン)選手をフルセットの末破る大健闘でした。

盧選手って新聞には25歳と書いてあったけど、
この辺(ボルネオ島)の中高生の中にも通じる親しみのある顔立ちで、
つい肩入れしたくなっちゃうんですよ。

でも百戦錬磨の上位シード選手を相手に、実に思い切りのいいプレーで、
試合後半はスタジアムを埋めた観衆のほとんどを完全に味方につけてましたね。

きっとメルボルンの人達も多くは「判官びいき」なんでしょうが、
昨日の盧選手には、思わず応援したくなる何かがあったと思います。
それは、テニスや対戦相手への真摯な姿勢であったり、
ブレイクポイントを何度も切り抜けた粘り強さだったり、
全く迷いのない、切れのよいショットだったり、
観る人によって違ったと思います。

でも、あの応援は、盧選手の精神的な強さを引き出すのに
かなり役立った気がするんです。
やっぱり気持ちいいでしょうからね。
大観衆が自分のプレーに興奮して、応援してくれるのは。

全米オープンでランキング上位選手を破って快進撃を続けた錦織君にも、
同じような声援が送られていましたよね。

盧選手にスタンディング・オベーションしながら、
「これが錦織君だったらな~」
と思わずにはいられませんでした。

それと、昨日はスペインのカーラ・スラレス・ナヴァーロ選手が
第6シードのヴィーナス・ウィリアムズ選手をフルセットの5-2、
一時はマッチポイントを握られる土壇場から
「5ゲーム連取で逆転」という大波乱がありました。
 
彼女のことは昨年半ばくらいから
「ずいぶん腕っ節(特に手首)の強そうな子だな~」
と思って注目してたんですが、
昨日の第一印象は「あ、スカートはいてる!」(笑)。

クルクルッとしたショートの巻き毛で、
やんちゃ坊主のような顔立ちに全く化粧っ気のない彼女、
小柄ながらパワフルなトップスピンのかかった決め球とか、
右手1本で振り抜くバックハンドとか、
プレーもどこか男子っぽいんです。

試合後、興奮冷めやらぬ大観衆を前にしたインタビューでは、
「英語苦手なんで、これ以上聞かないで~」という本音がバレバレ(笑)。

インタビュアーに「おめでとう!」とマイクを向けられると、それを避けるように、
「サンキュ~!サンキュ~!」と
皆に手を振りながら、マジで後ずさりしてました。

「あと1、2本短い質問をさせて」と引き止められ、
「去年までは予選を勝ち残れず、これが全豪オープンの本戦初出場ですが、
こんなに大きなスタジアムで試合をするのはどんな気分?」と聞かれると、
会場を見渡し、そう言われてみるとそうだなというように
「大きなスタジアムだよね」とポツリ。

「1セット目を2-6で落とした後、何を変えたの?」と聞かれ
「わからない…何て言えばいいのか、わからない…」。
それがまたユーモラスで、会場はほのぼのとした笑い声に包まれた後、
温かい拍手が沸き起こりました。

「大丈夫。英語で言えなくても、
その笑顔が何よりも如実に貴女の喜びを語っていたから」
と声をかけたくなりましたね。

一方、完全に有利に展開していた試合を落として、
すごくガッカリしているはずのヴィーナスが
カーラと握手する時に見せた笑顔も、真のスポーツウーマンらしくて、
とても素敵でした。
彼女はきっと、性格もいいんじゃないかな。

試合中は、あのシャラポワほどではないにせよ、「吼える」ことが多い上、
お世辞にも美人とは言いがたい顔立ちですが、
サーブの時、トスを上げた直後に、
まるで観音様のような優しげで静謐な表情を見せるんです。
ヴィーナスのあの表情と、対戦相手を称える試合後の笑顔は、
女性として本当に美しいな~と思います。

皆さんもテニス観戦の際は、
ヴィーナスのこの表情、ちょっと注意してご覧くださいませ。

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