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2011.03.31

こんな時だから見たい!新作レビュー『トゥルー・グリット』

 
  ABBYです。
  
  2011年新作レビューの前に、この場をお借りして、東北地方太平洋沖地震に
  より被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
  
  私も千葉県北西部で震度6弱という今だ経験したことのない大きな揺れを経験
  しました。幸い家族仲間ともに無事でしたが、関東在住の他の人々同様、大震
  災から3週間近く経った今でも、余震、計画停電、原発の放射能汚染と気が休
  まらない日々が続いています。

  勤務している図書館も3月いっぱい休館となり、節エネルギーのためウチに篭
  る時間が圧倒的に増えていく中で、いくら気持ちを奮い立たせてもどうしようも
  なく泣きたくなったりイライラしたりする自分をここ数日持て余していたのです。

  そんな時、ずっと休館していた近隣のシネコンが営業開始した事をネットで知
  りさっそく駈けつけました。劇場は人々でいっぱい。それはカラダが飲食物を
  欲するように、心もエンタメという栄養を欲していることを実感する光景でした。
 
  久しぶりに見た映画はトゥルー・グリット
  往年の大スター、ジョン・ウェインの名作『勇気ある追跡』(1969)をコーエン兄弟
  がリメイクした西部劇です。開拓時代の米西部で14歳の少女が父を殺した
  無法者を保安官を雇って追跡、敵討ちするというのがSTORYなのですが、
  特筆すべきは少女役のヘイリー・スタインフェルドの名演でした。
  脇を固める保安官(J・ブリッジス)やテキサスレンジャー(M・デイモン)も霞んでし
  まうほどの少女のあの不屈の精神。この物語の“トゥルー・グリット(真の勇者)”は
  彼女だったな、それが私の感想です。
     
  久々の劇場を後にした時のあの爽快感!非常時でなくても私はいつも映画や本
  から、その登場人物の人生に励まされ鼓舞されて毎日を前向きに生きてきました。
  だから不安ばかりで出口が見えないこの日常に負けないように、機会があれば
  もっともっと映画や本に触れたいと思います。
  日本中の人々にあの少女に負けない不屈の精神が宿れば、この国はきっと再生
  できる。被災地も絶対復興できる。
  そう信じています。 
   
  ●『トゥルー・グリット』
  └→ http://www.truegritmovie.com/intl/jp/ (公開中)

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