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2012.03.27

『Hafalan Shalat Delisa』(インドネシア編)

【海外発!シネマ情報】 TEXT by Reiko

関連サイト

2004年12月26日、北スマトラ西岸沖で発生したマグニチュード9.3の大地震に
より、インド洋沿岸は大津波に襲われました。
13ヵ国で推定23万人が犠牲となったこの巨大地震・津波により、
最も甚大な被害を被ったのが、スマトラ島北端のアチェ州(インドネシア)です。

この映画の主人公は、同州のLhokngaという町(震災を境に人口が7500人から
400人に激減した)で、快活に毎日を過ごしていたデリサちゃんという6歳の少女。
 
地震と津波が町を襲った時、彼女はイスラム教のお祈りの言葉を暗唱する
試験を受けていました。

母や3人の姉、友達に加え、片脚を失ったデリサちゃんが、
その試験に再挑戦できる日は、いつやってくるのでしょうか?

                ◇

この映画は2004年12月26日のスマトラ西岸沖巨大地震・インド洋大津波
発生から7周年を記念すべく制作されたもので、
本国(インドネシア)では2011年12月に公開されました。

原作は、Tere Liye(とあるボリウッド映画の挿入歌名をペンネームにしている
のが面白い)という作家による同名のベストセラー小説。

タイトルのHafalanは「暗唱」、Shalatは「祈り」という意味で、
Delisaは主人公の少女の名前ですから、
邦題を付けるとすれば『デリサの祈り』という感じでしょうか?

大半の日本人は、祈りといえば、
「○○が~します/~になりますように」といった、
主語や~の箇所を自由に置き変え可能なシンプルなフレーズを
思い浮かべると思いますが、
イスラム教徒は一定の言い回しを暗唱する必要があるようです
(興味のある方は、このサイト{英語}をご覧ください)。

私の住むマレーシアでは、イスラム教徒の家の子供達が5、6歳になると、
ご近所のウスタズ(Ustaz、男性のイスラム教師)や
ウスタザ(Ustazah、女性のイスラム教師)と呼ばれる先生のお宅で、
週に数回、こうしたお祈りの言葉(アラビア語)、
ジャウィ文字(マレーシア語/インドネシア語表記に用いられるアラビア文字)
の読み書き、イスラム教徒としての基本的知識を学び始めます。

ジャウィ文字一覧はこちら

私と夫は夕方、1時間ほどウォーキングに出掛けることがありますが、
家を出る時には、日本の子供達と変わらない、屈託のない表情で、
キャッキャッと騒いでいた子達が、夕闇が迫る頃には別人になり、
すれ違い様に挨拶されて初めて
「何だ、○○ちゃんか~!全然分からなかったよ」と、びっくりしたりします。

きちんと沐浴を済ませ、男の子はバジュ・ムラユ(上下共布のマレー系男子
の正装)にソンコックと呼ばれる帽子を被り、
女の子はバジュ・クロン(くるぶしまでのスカートと丈の長いオーバーブラウス
の2ピース)を着て、
頭巾(マレーシアではトゥドゥン、インドネシアではジルバブと呼ぶ)を被り、
ウスタズ/ウスタザの家に向かう子達は、
顔つきもどこか神妙で大人びています。

バジュ・ムラユの画像はこちら
ボリウッドのスーパースター、シャルク・カーンや、
米国のタレント発掘番組『アメリカン・アイドル』のファイナリスト、
デヴィッド・アーチュレッタ、
韓流スター達にバジュ・ムラユを着せたものもあり、楽しめます。
ちなみにソンコックは、このサイト中、
一部の画像で男性が被っている、つばのない黒い帽子。

バジュ・クロンについては、URLが長いのと、よりおしゃれ着的な印象のある
バジュ・ケバヤを含めた画像一覧になっているので割愛しましたが、
興味のある方は「Baju kurung」で画像検索してみてください。
 
日本に住むトレキャ!読者の方はおそらく「お祈りの暗唱」とか、
児童が通う宗教教室と言われてもイメージがわかないだろうと思ったので、
前置きが長くなってしまいましたが、
『Hafalan Shalat Delisa』の主人公、6歳のデリサちゃんも、
こうしたお祈りの言葉を暗唱しようとしていました。
暗唱試験に合格すれば、両親からペンダントをもらえることになっていて、
4人姉妹中、それをまだ手にしていないのは、
末っ子の彼女だけだったからです。
 
実を言うと、今回は別の国の映画をご紹介しようと思っていました。
でも、校正段階で「はじめに」(By編集長代行MARS)を読み、
急遽予定を変更したのです。

冒頭でご紹介した関連サイトから見られるものとは別バージョンの
テレビCMのトレーラーで見た子役の愛らしさと演技力が
印象に残っていたのも一因です。
 
で、調べてみると、デリサ役のChantiq Schagerlちゃんは、
この映画がデビュー作というではないですか!
これまで、インドネシアの子役は「なんかわざとらしいな~」
「変な癖がついてないか?この子達…」と思うことが多く、
感情移入できることがほとんどありませんでしたが、
チャンティちゃんは例外でした。

インターネットのレビューを見ても、
「快活で屈託のないデリサの性格が生き生きと表現されている」、
「デリサに惹かれない観客はまずいないだろう」と好評でした。
 
また、外国籍のタンカーの乗員で、
大津波の日は故郷を離れていたデリサの父親役のReza Rahadianは、
2010年にチトラ賞(インドネシア版アカデミー賞)、
最優秀男優賞を受賞した実力派です。

この2人の主役はきっちり役柄を演じ切っていると高く評価され、
他の出演者についても概ね「まずまずの演技」と及第点が付けられる一方で、
「一部過剰な演技が目に付き、残念」という声もありました。
 
この映画の舞台となったインドネシアのアチェという地域に関し以前は、
「原理主義的なイスラム教徒が力を持ち、女性や社会的少数派の人権が
抑圧されているところ。インドネシアからの分離独立を目指し、
長く紛争が続く地域」
といった漠然とした印象しか持っていませんでした。

でも、この映画のトレーラーには、震災前の場面として、
私が住む地域とよく似た風景が描かれていて、親近感を覚えました。
椰子の木が散在する砂浜、強烈な陽射しと青い空に映える色とりどりの服…。
何かを学ぼうとする子供の力になりたいと願い、
我が子の晴れの舞台を誇らしさと緊張の入り混じった面持ちで見つめる
親達の息遣いも感じられ、
「あ~、こういう感情は世界共通だろうなあ」と思ったのです。

一方、アチェには、1976年以来、自由アチェ運動(GAM)による独立紛争で
1万7000人が命を落とし、和平をもたらす契機となったのは、同地域だけで
17万人が犠牲となった1994年のスマトラ西岸沖巨大地震・インド洋大津波
だったという、過酷な現実が存在します。

人々の認識が「紛争地」から「被災地」に変わり、ようやく平和が訪れると
ともに、物理面では復興の進むアチェですが、
住民の90%以上が亡くなった地域もあり、
土地所有権や震災孤児をめぐり新たな課題を抱えているようです。

また、州議会が姦通罪で有罪となった者に対し
石打ちによる死刑を適用する法案を可決したり、
州副知事の命令で、イスラム法警察が
バンクロック・ファン(男性59名、女性5名)を逮捕し、
男性は丸刈り、女性はショートカットにした上で、
湖での沐浴、着替え、礼拝などを強制する10日間の「倫理更生キャンプ」
を実施したりして、話題となっています。(関連記事はこちら

もともと原理主義的なイスラム教が崇拝されている地域に、
震災を機に外国の救援活動組織などがもたらした
「異質・異端」文化が浸透・拡大するのを恐れた措置とも言えるでしょうし、
最近は、昨年来の北部アフリカ・中東の民主化運動「アラブの春」の影響が
飛び火するのを警戒しているのかもしれません。

『Hafalan Shalat Delisa』は、
世界最大のイスラム人口を擁する国、インドネシアで制作され、
アチェという宗教色のとりわけ強い地域を舞台としている映画ですから、
宗教倫理や教訓の占める割合がかなり高くなっているとは思います。
でも、復興や再生、癒しといった観点から見れば、東日本大震災で
大きな痛手を負った被災地の皆さんや、日本人一般を
何らかの形で励ましてくれるのではないかと期待しています。

昨年は、日本以外でもニュージーランドやトルコで大きな地震がありましたし、
2010年にはハイチや中国内陸部でも甚大な被害が出ています。

世界各地の被災者が、愛する人や我が家、故郷、思い出を
失った悲しみを共有するだけでなく、互いに励まし合い、
復興のビジョンや、宗教・言語の違いを超えた連帯感や友情を
構築することができればいいなと切に願います。

昨年12月、巨大地震・大津波の発生から7周年を迎えた
アチェ州アチェ・ブサール地域には、
日本から寄せられた5000本の黄色い紙の花が植えられたそうです。
これは16年前の阪神・淡路大震災で孤児となった方々が中心となり、
震災の記憶を未来に伝え、人と人のつながりを育むため、
メッセージ入りの紙の花「シンサイミライノハナ」を作り、
被災地に送るプロジェクトの一環でした。

「シンサイミライノハナ」プロジェクトに関してはこちら
 
被災地同士で、伝統芸能やその土地の舞台にした映画を交換し、
上演・上映し合う試みなどがあってもよいのではないかと思います。


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2012.03.25

スタッフオススメ!現在公開中orこれから公開予定シネマは?

 ◆━━━━━━━━━━━━ オススメ新作レビュー ━━━━━━━━━━◆

                ~トレキャ!シネマ番付より

            ゴ=Gochy! A=ABBY  M=MARS 


A:今年度の米アカデミー賞主演女優賞を獲得した大御所メリル・ストリープ最新作。
  『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
  英国初の女性首相マーガレット・サッチャーの政治家としての栄光と挫折、
  そしてその後、夫に先立たれ、認知症を患い、
  家庭人としての自分は仕事優先で家族を犠牲にしてこなかったか?
  と自責しながら過ごす80代の孤独の日々が描かれています。
  政治という男社会の中心にありつつもスーツにブラウス、パールで装い、
  決して女性らしさを失わなかった一方で、
  在職中は笑みも涙も決して見せなかったというサッチャー首相。
  政治家を退いた後の現在の彼女の老後がこうも寂しいものだったとは!?
  自分の信念のままに仕事に打ち込みながら妻として母親として孤軍奮闘した人生、
  それは何も特別なものではなく、この作品に触れることによって、
  サッチャー氏を一人の女性として非常に身近に感じました。
  メリル・ストリープの好演が光る本作、オススメです♪
 
  ◆マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(公開中)


ゴ:邦画では、森田芳光監督の遺作となった
  『僕達急行 A列車で行こう』(3/24公開)。
  松山ケンイチと瑛太のダブル主演!
  それだけでも、とりあえず見とけや!(笑)って感じですが、
  しかも、このとんがった2人が、こんなにもほのぼの系でいいの!?
  ってところが、新鮮この上ない、鉄道マニアの2人が出会って繰り広げられる
  心がほっとり癒されるロードムービー。
  登場人物たちが全員、特急の名前っていう、
  いかにも鉄オタ映画ならでのこだわりぶりですが、
  もちろん“鉄っちゃん”じゃなくても、
  充分、笑い、涙し、爽快な気分になれるコメディです。  
 
  洋画では、ジョージ・クルーニー監督の
  『スーパー・チューズデー 正義を売った日』(3/31公開)。
  クルーニー監督&出演の政治サスペンス!
  それだけで、とりあえず見とけや!(笑)って感じですが、
  2012年は、米大統領選がリアルに進行中でもあり、さすがクルーニー、
  社会のタブーに切り込む手腕は本作でも健在。
  ラストも当然スッキリというよりは、
  いろいろ考えさせられる深いオチとなっております。

  ◆僕達急行 A列車で行こう (3/24公開)
  ◆スーパー・チューズデー 正義を売った日(3/31公開)   


M:新作オススメ作品は、
  ベスト映画コメントにも書いた園子温監督の新作『ヒミズ』。
  東日本大震災の被災地を最初に出し、
  親に愛されない中学生の絶望と希望を描いた話題作。
  現代の日本にこういう中学生は多いのかもと思わされた。
  主演の二階堂ふみは、宮崎あおいに似たタイプ。
  染谷将太は、最近docomoのCMにも出演している注目株。
  『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』でも、かなりいい味だしてた。
  生きることへの執念や思春期独特の爆発的なエネルギーがほとばしる秀演。
  
  ヤマザキマリの大ヒットコミックを原作にした『テルマエ・ロマエ
  は、ゲラゲラ笑える楽しい映画。
  古代ローマ人で浴場の設計者が現代の日本にタイムトリップし、
  銭湯や温泉文化に影響されるというストーリー。
  主演の阿部寛が古代ローマ人を演じ、鍛えた体を披露。
  北村一輝、宍戸開、市村正親など顔が濃ゆーい俳優陣をローマ人に仕立て、
  ラテン語(日本語字幕)から日本語のセリフになっても
  違和感が全くないから、これまた笑える。

  同じく純粋に膝を叩いて笑って楽しめるのが『ロボジー』。
  『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』の矢口史靖監督作品で、
  最新ロボットを開発するはずが間に合わず、
  じいさんが入ったロボットで急場を凌ごうとするが…というコメディ。
  とぼけたじいさんを演じるのは、なんとミッキー・カーチス。
  五十嵐信次郎という俳優名で出演していて、
  ステテコ姿でよれたじいさんになりきっている。
  プレスシートはロボットのお面つき。遊びゴコロ満載で嬉しくなっちゃった!

  ◆ヒミズ (公開中)
  ◆テルマエ・ロマエ (4/28公開)
  ◆ロボジー (公開中)


  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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2012.03.17

2012年冬ドラ終盤番付

メルマガ「トレキャ!ドラマ番付」より。

 ◆◆◆◆◆◆…………… 冬クール終了後番付&総評 ……………◆◆◆◆◆◆
   
    トレキャ!の連続ドラマ番付。
    今回は「冬ドラ」の終盤ランキングとスタッフの総評をお届け!
 
   
                  ■終了後番付■
                   (15点満点)     
   ―――――――――――――――――――――――――――――――――
             前クールまでのバックナンバーはこちら
   ―――――――――――――――――――――――――――――――――
    ・( )内数字は、期待度番付の順位&ポイントを示しています。
    ・(番外)タイトルは、スタート時期や放映期間が変則的な作品及び昼ドラ。
    ※は、終了前で次クールにまたぐ作品につき現時点での中間評価になります。
 
●1(1)位『平清盛』(日8NHK)…………………………☆☆☆☆☆☆☆☆☆9(12)↓※
●2(4)位『最後から二番目の恋』(木10CX)…………☆☆☆☆☆☆☆7↓(9)
●2(6)位『ストロベリーナイト』(火9CX)………………☆☆☆☆☆☆☆7↓(6)
●2(2)位『運命の人』(日9TBS)………………………☆☆☆☆☆☆☆7(11)↓
●3(5)位『孤独のグルメ』(水25TX)……………………☆☆☆☆☆☆6↓(8)
●4(番外)『タイトロープの女』(火10NHK)………………☆☆☆☆4(6)↓
●4(9)位『ステップファザー・ステップ』(TBS月8)………☆☆☆☆4(3)↑
●5(3)位『ラッキーセブン』(月9CX)……………………☆☆☆3(10)↓
●5(7)位『13歳のハローワーク』(金11EX)………………☆☆☆3(5)↓
●5(番外)『カーネーション』(月~金朝NHK)……………☆☆☆3(2)↑
●6(6)位『ハングリー!』(火10CX)………………………☆☆☆▼2(6)↓
●6(7)位『家族八景~略~』(火25TBS)…………………☆☆2(5)↓
●6(7)位『理想の息子』(土9NTV)…………………………☆☆☆☆▼▼2(5)↓
●6(番外)『鈴子の恋』(月~金昼1:30CX)…………………☆☆2(4)↓
●7(13)位『さばドル』(金25TX)……………………………☆☆▼1(-1)↑
●7(8)位『相棒season10』(水9EX)………………………☆1(2)↓
●7(9)位『科捜研の女』(木8EX)…………………………☆1(1)→

                             ↑IN!
---------------------<微妙ライン!?>---------------------------
                             ↓OUT!

●8(14)位『早海さんと呼ばれる日』(日9CX)………………☆☆▼▼0(-2)↑
●8(9)位『最高の人生の終り方~略』(木9TBS)…………☆▼0(3)↓
●8(9)位『ミューズの鏡』(土26NTV)………………………0(3)※↓
●9(8)位『デカ黒川鈴木』(木24NTV)………………………▼-1(4)↓
●9(9)位『本日は大安なり』(火11NHK)……………………▼-1(3)↓
●9(11)位『逃亡者おりん2』(火25EX)………………………▼-1(1)↓
●10(9)位『ティーンコート』(火24NTV)………………………▼▼-2(3)↓
●10(10)位『白戸修の事件簿』(金24:20TBS)………………▼▼-2(2)↓
●10(10)位『恋愛ニート 忘れた恋のはじめ方』(金10TBS)…▼▼-2(2)↓
●10(10)位『妄想捜査~略~』(日23EX)……………………▼▼-2(2)↓
●10(14)位『~略~グラビアアイドル裏物語』(金24TX)……▼▼-2(-2)→
●10(7)位『聖なる怪物たち』(木9EX)………………………▼▼▼☆-2(5)↓
●11(7)位『ダーティ・ママ!』(水10NTV)……………………▼▼▼-3(5)↓
●11(12)位『数学・女子学園』(水25NTV)……………………▼▼▼-3(0)↓
●12(14)位『私のホストちゃん~略~』………………………▼▼▼▼▼-5(-5)→

                   ◆

               <冬ドラ総評トーク>
 
ゴ:早くも終盤を迎えた冬クール、
  NHK大河が首位をキープと、当ドラ番では安定した人気ぶり。
  また上昇株は、TOP3圏外からTOP3入りした
  『最後から二番目の恋』『ストロベリーナイト』『孤独のグルメ』の3作。
  逆にTOP3圏外に落ちてしまったのが『アンラッキーセブン』(苦笑)と
  いう結果に…。
  
ラ:冬ドラのダントツラブなドラマは何と言っても
  『最後から二番目の恋』ですにゃ~。
  もう、毎回キョンキョンのセリフにテレビの前で思いっきりうなずいて
  いる私ですわい(笑)。毒と癒しがほどよく混ざっていてたまらんです。
  いや~、実際、老後は友達とみんなで暮らしたい派なので、あの感覚よ
  く分かるな~。既婚、独身に関わらず、ほんとここのところの孤立死の
  ニュースに接するたびに、そう思うよ。結婚してても、いつ独りになる
  か分からないしね…。
  このドラマの音楽もいい!女たちの会話やつぶやきも、男たちの会話も、
  全部いいなぁ。ほとんど中毒です。ドラマに出てくる猫たちもたまらん
  し(笑)。
  エンドロールのフォトも毎回違うから、録画を早送りできない~!細か
  いところまで丁寧に作ってるドラマですな~。
  あのモデルになったカフェ行ってみたいものだが、きっと、今頃、混み
  まくりだろうね(苦笑)。禁煙じゃないことを祈る。

A:『最後からニ番目の恋』は私も気になる冬ドラ。千明と和平、とうとう
  キスしちゃいましたね~。これからあの二人どうなるんだろ?
  ワタシの想像を裏切る展開があり得るのか?

お:私も、なんとなーく見てるのですが、けっこう癒されてしまいます。
  色々な等身大がいて、おもしろい。同級生とかに会うと、本当に様々で、
  本当に、あーこういう子いたよーみたいな。
  小泉今日子の台詞で「ただの少女だった中高学生時代だったら、すぐに
  友達になれていた気がする」ってのが、良かったな。
  そういう感覚、忘れちゃいけないよね。と。

  でも今クールのダントツは『平清盛』です。
  ネット上では、視聴率がどうの、県知事がどうのと、言われていますが
  私には毎週楽しみで楽しみで仕方がないです。王朝おもしろいっす!
  平安時代までになると、文献も少ないだろうし、作り話的なところも多
  いとは思うけど、各キャラクター設定もしっかりしているし、衣装やセ
  ットも良い!
  源氏物語を読んだ時に、きらびやかな平安時代をイメージしてたけど、
  よーく考えてみたら、平民の生活はそんなわけないしなあ、と改めて歴
  史を感じたりしながら見ています。

  今期は日曜がドラマ漬け(笑)。『運命の人』も、重すぎてくじけそう
  になってましたけど、たまにはいいんじゃないか!?と。
  想像しやすいフィクションの政治家の名前のおかげで、ウィキベディア
  で調べながら、歴史の紐を解きながら、女の情念も感じながら見てます。

A:今クールはワタシも日曜夜のドラマに夢中ですね。巷の不評などなんの
  その! 躍動感溢れる大河『平清盛』にゾッコンです♪
  平安末期の腐敗した王家社会の実情とその後の時代を担う野性味溢れる
  武士達の姿に毎回ワックワク。 元々日本史大好きでしたが、近頃また
  俄か歴女になりつつあります(笑)。平安末期ってカオス満載でホントに
  そそられちゃう。

  物語は後に絶大な権力者として平清盛(松山ケンイチ)の前に立ちはだか
  る雅仁親王(後鳥羽法皇)の登場でさらに面白くなってきました。
  今は泥にまみれて王家に仕える清盛たちがこの先ドンドンのし上がり、
  押しも押されぬ武家社会の礎を築いていく様が脳裏に浮かんで、もう先
  が気になって仕方ありません。
  主役の清盛もイイけれど、今回の大河の魅力は骨太な男の物語ばかりに
  あらず。王家のオンナ達のドロドロした恋愛闘争もあり~の、若き武士
  達のロマンスもあり~の、女子を胸キュン!させる見所がそこここにあ
  るんですね♪そんなわけで、今後の展開もマジ楽しみッス。

  大河を見終わったら次は『運命の人』
  5年にも及ぶ法廷での闘い、本当に見てて疲れました。どんどん追いつ
  められていく主人公・弓成(本木雅弘)の姿に、見てるこちらも疲労困憊。
  それだけ迫真のドラマだったんだと思います。それにしてもオンナって
  怖い。弓成と恋愛関係になりながらも、後に法廷で醜く争うことになる
  外務省事務官・三木昭子(真木よう子)には同性ながら全く感情移入でき
  なくて、ただただ怖かったです。昭子像がコワければコワいほど、弓成
  をずっと支え続ける妻・由里子(松たか子)が引き立つんですね。弓成が
  再生するには奥さんの存在が絶対不可欠。
  希望ある最終回を期待してます。

ま:期待大だった『平清盛』。朝廷の人間関係の方がオモシロすぎて、主役
  がかすんで見えるなんて、前作『江』と全く同じ状態。
  いつ面白くなるのか、と思って我慢して見ているのですが、もうそろそ
  ろ限界かも。
 
  冬ドラの中で、驚かされたのはNHKの朝ドラ『カーネーション』
  あれだけ尾野真千子の演技が好評だったのに、晩年になって急に、主役
  を交代させたのには驚かされました。
  まあ、夏木マリさんになっても違和感なく、それはそれで面白いからい
  いか~、と個人的には思っているのですが…。
  
ラ:私は今回、NHKの夜のドラマ『タイトロープ~』と『本日は大安なり』は
  ふたつとも期待外れでガッカリ。
  『運命の人』も…重い、たるい…で、途中で捨ててしまった。

A:NHK『タイトロープの女』はヨカッたで~す。
  このドラマ枠は本当にハズレがないですね。お嬢様(池脇千鶴)VS父親の
  愛人(高岡早紀)のバトル、見応えありました。
  
ゴ:『タイトロープ~』は、役者たちの力量もさることながら、映画レベル
  の演出が見事だったと思う。心の底の奥底さえも掬い上げて見せるよう
  な表情のドアップ…。あれは、どんなにたくさんのセリフを語らせるよ
  りも饒舌にその心情を物語っていたと思う。
   
  逆に心理描写が浅い上に雑で、奇をてらった設定も裏目に出て、最後ま
  で不快感を伴ったのが『ダーティ・ママ』
  赤ん坊の扱い方、妊婦の扱い方、食べ物(卵)の扱い方、規則違反を美化
  する筋立て、あらゆる部分が文字通り“ダーティ”で、なんの感動にも
  つながらず…。ダーティヒーロー(ヒロイン)モノであっても、強く共感
  できるドラマは過去に少なからずあるわけで、単にダーティである設定
  がNGってわけじゃないんだよな。
  
A:ワタシ的に期待ほどでもなかった、むしろ面白くなかったのは
  『ラッキーセブン』『聖なる怪物たち』『理想の息子』です。
  途中から録画もやめました。

  本来魅力的なキャストの皆さんがそれぞれのドラマの中だと全然光って
  見えないんだもん。いや、コレは私的見解です。コンマリじゃないけど
  見ててときめかないモノは捨てる。ドラマも断捨離の時代です。

  それと『ストロベリーナイト』は単発から連ドラになって、回を重ねる
  ごとに見てるこちらの緊張感が残念ながら半減。
  けれど武田鉄矢他、キャストが良くって捨て難いドラマではありました。
  
ラ:私も『ラッキーセブン』、探偵としてどうなの?ってアラが目立ってし
  まって、危うく捨てるところだったけど、本線の所長の父親の死の真相
  の話になって、やっと面白くなるって酷くないか?
  瑛太くんと松潤のコンビをもっと見たかったしね~。

  『ストロベリーナイト』については、スペシャルで期待外れだったんけ
  ど、連ドラになって別の事件になってしっくりきて、面白く見られた。
  でも、どこか事件を心待ちにしている風なところにはちと抵抗もあった。
  菊田と玲子の距離感がいい感じでしたな。
  
ゴ:『ラッキーセブン』の瑛太の途中退場は彼の仕事上のスケジュールがら
  みだったらしいが、瑛太の不在期間の中だるみぶりで、このドラマの一
  番の要は瑛太だったことが判明。7人そろってのからみが魅力のはずの
  ドラマだっただけに、要の一人の欠場は相当の痛手だったんじゃ。
  その分、瑛太再登場の最終回への期待はうなぎのぼり!という戦略か?
  でも、そんな最後っぺみたいなのってどうなのよ(苦笑)
   
  『ストロベリーナイト』については、タイトルが絶妙なオチになってい
  るスタイリッシュさの一方で、このドラマの裏の主役はエルメスのバッ
  グかよ!と思ってしまうほど、毎回、ヒロイン愛用のエルメスが主張し
  まくりなのには、興をそがれた…(苦笑)。
  
ラ:そして『孤独のグルメ』
  もう、これね、録画したやつを肴に…そう、このドラマに出てくる店の
  料理&井の頭の食いっぷりの良さを肴に、エアつまみね。そうやって
  お酒を飲んでる私なのよ(笑)。井の頭の太らない身体と強靭な胃袋が欲
  しい!
  私的には、前クールの『深夜食堂2』が期待外れだっただけに、『孤独
  のグルメ』は変わらぬテイストで定期的に新作をオンエアーして欲しい
  ぞ!

  グルメつながりでいくと『ハングリー!』も、毎回美味しそうな料理と
  イケメンだらけで、少女コミックのような、韓国ドラマのような感じで
  楽しく見られたな。胃袋から始まる恋って感じだったね(笑)

  『13歳のハローワーク』これも、何気に面白かった。あのバブルの平和
  な時代を思い出すと、切なくもなったけど…。
 
  『理想の息子』もどこか『トミーとマツ』を思い出すキレ設定ではあっ
  たけど、子育ても楽しいかもって思わせる設定に、少子化対策ドラマ的
  でもあったか?
  それにしても、野島伸司って袋被るキャラとボクシング好きなんだね(笑)。
   
  『ステップファーザーステップ』『家族八景』は結構面白かった。
  面白かったドラマはこの辺までくらいだな。

ま:ランキングでは、順位が下の方だった『ステップファザー・ステップ』
  『理想の息子』。私は2作とも、個人的に好きでしたね。
  『ステップファザー・ステップ』は、双子と俺の疑似親子関係、
  『理想の息子』では、互いに依存しあう親子関係、
  どちらも親子について描かれた作品ながら、ベタベタしていなくて、
  『理想の息子』なんて、鈴木京香の母の本音に、毎回、共感しまくりでした。

ゴ:すみません、私は『理想の息子』
  息子がとうとう母ちゃんにプロポーズまでしやがるくだりで、
  さすがに微笑ましさ通り越してキショク悪くなってドン引きス…苦笑。

  『家族八景』については、これまで様々映像化されてきたけど、原作の
  持つ、独特の“エログロ感”を、果敢に映像化したという点では、本作
  がピカイチだった気がする。
     
ラ:思いがけず…というか、まったく期待してなかった『さばドル』が、意
  外や意外、面白かったんだよ~。
  あのまゆゆのウザセンキャラ、ウケた~。このドラマ見てから、まゆゆ
  から目が離せなくなってしまいました(笑)。あれだけ、老けメイクとア
  イドルの落差を表現できたまゆゆって、ほんとにさばドルでは?
  と疑った人もいるかもとさえ思ったよ~(笑)
  
  『最高の人生の終り方~』に至っては、『ひとつ屋根の下』かっ!?
  と突っ込みを入れましたわい。
  桃子役の子は下手だし…兄が死ぬ設定なら、刑事の長峰まで殺すなよ~。
  なんだかなぁ…竜雷太演ずるところの校長先生の回くらいしか泣けなか
  ったし…。期待してたのに残念な内容だった。
  最終回に至っては、アメリカドラマの『ゴースト』かっ!って突っ込み
  入れてしまったくらいだったしなぁ。ほんと、とっ散らかった残念なド
  ラマでしたわい!
 
  『聖なる怪物たち』は最終回だけ見れば全てがわかる内容だったしな…。

  『相棒』もすっかり別物になってしまって、内容もイマイチなのが多く
  て、ついに、初期から『相棒』ファンだった私が無星をつけることにな
  ってしまいました…何が悲しいって…好きだったドラマが迷走の挙句、
  方向があらぬ方にいってしまいつまらなくなっていく姿を見ることほど
  悲しいものはないです。しかも、今や、悲しいを通り越してるし…。

ゴ:今クールの『相棒』について一番評価できることといったら、“ついて
  ない女”(鈴木杏樹)を「花の里」の二代目女将に就任させたことくらい
  か(これはナイス配置替え!)。ミッチーの後を継ぐことになる、三代目
  相棒のキャスティングすらもうどうでもよくなりつつあるほど、私の中
  の相棒熱も、下がってますけどね…。
   
ラ:振り返ると、冬ドラは、妄想、事件、推理のオンパレードだったね~。
  まだ、全部が最終回を迎えたわけじゃないけど、春ドラは何に偏ってる
  んだろ~?と、興味はそちらへ(笑)。

  あっ『最後から二番目の恋』と『孤独のグルメ』はもうワンクール続け
  て欲しいくらいだじょ~!

 
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2012.03.07

『住まいにも“カスタマイズ”の波』

※02月度ランキング<その他>3位
  
物件が完成した後でも間取りを変更できる
「カスタムオーダーマンション」他、
賃貸住宅市場にも「改造OK」をうたう
「賃貸カスタマイズ」の潮流が。
空き室率が上昇している今、
空室を埋めるための施策として“カスタマイズ”が浮上。
   
(「トレンド・キャッチ!」無料版)
    
 ↓参照データも要チェック!
                 
◆「トレンド・キャッチ!(トレキャ!DX版)より
  
 ○『賃貸カスタマイズ』
 ↑改造OKをうたい、原状回復を求めらない賃貸住宅が増加
 ○『カスタムオーダーマンション』
 ↑完成後も間取り変更OKのマンション登場
 ○『単身住宅事情』
 ↑単身向け賃貸物件のリノベ、自分好みな部屋を作れる賃貸も
 ○『コリッシュ』
 ↑若者の間で人気が高まるシェアハウスの専門サイト
 ○『家賃5万以下ドットコム』
 ↑掘り出し物件満載
 
 ※バックナンバーの関連記事もチェック!
 └→2012-01 4)『カスタマイズ&セルフが人気』5★★★※(再)
 └→2011-10 3)『身近な商品を自分好みにカスタマイズ』5★★★※(再) 
 └→2011-08 2)『カスタマイズ&オーダーメードサービスブーム』16★★★(再)
 └→2011-07 2)『選んで組み合わせる楽しさ!カスタムメイド人気』8★★★※(再)
 └→2011-06 5)『作る楽しさと新鮮さが魅力!仕上げは自分で!』8★★★※(再)
 └→2011-06 4)『自分仕様のオリジナルメイド』12★★★※(再)

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2012.03.06

『無人ビジネス&自販機ビジネス』

※01月度ランキング<ビジネス>3位
  
安いことと店員の目を気にせず長居出来ることから
大盛況の自販機によるセルフ式居酒屋や、
テレビ電話形式の無人旅行代理店、
自販機によるハンコ作成など、
いま無人ビジネスが拡大中!?
 
(「トレンド・キャッチ!」無料版)
    
 ↓参照データも要チェック!
                 
◆「トレンド・キャッチ!(トレキャ!DX版)より
  
 ○『無人ビジネス』
 ↑無人の喫茶店、旅行代理店、レンタカーなども
 ○『次世代型自動販売機』(過去版で関連情報紹介済み)
 ↑65インチの透過型液晶搭載の自販機
 ○『セルフはんこBOX 』
 ↑オリジナルのはんこを最短5分で彫ってくれる自動販売機
 ↑無人でオリジナルハンコが5分で完成
 ○『幸運バナナ 極撰』
 ↑自販機で買える、東京マラソン公認の幸運バナナ
  
 ※バックナンバーの関連記事もチェック!
 └→2011-12 7)『新機続々!次世代自動販売機』4★★★※(再)
 └→2011-11 5)『果物からコミュ型まで次世代自販機』3★★★ (再)
 └→2011-08 4)『焼きたてパンも…次世代型自販機』6★★※(再)
 └→2011-01 2)『次世代自販機、新顔続々』8★★★※(再)
 └→2010-12 7)『未来型自販機、続々』2★★ (再)
 └→2010-11 8)『次世代自販機の設置、拡大』2★★★※(再)
 └→2010-10 8)『24時間対応可能な無人ビジネス』3★★ ※(再)
 └→2010-08 1)『進化する自動販売機』8★★★※(再)

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2012.03.05

『ソーシャル企業活動活発化!ファン投票開発品続々』

※01月度ランキング<ネットデジ>1位
  
その消費者交流力と情報波及力に目をつけた企業が、
商品開発などにソーシャルメディアを積極的に活用。
FaceBookやGREEなどでアイデアを募ったり、
人気投票による商品化も急増。
開発者が想像すらしなかった商品も誕生している。
 
(「トレンド・キャッチ!」無料版)
    
 ↓参照データも要チェック!
                 
◆「トレンド・キャッチ!(トレキャ!DX版)より
  
 ○『企業コミュニティーサイト』
 ↑企業や商品の長期的なサポーターを育成、宣伝マーケに活用
 ○『ソーシャルメディア企業活動』(過去版で関連情報紹介済み)
 ↑商品開発などに活用されるようになったソーシャルメディア
 ○『フェイスブック募集のおむすび』
 ↑ファミマがフェイスブックで募集したおむすび発売
 ○『マルちゃん 匠 鶏コクブラック』
 ↑97万票の投票を集めたラーメン店の味を商品化
 ○『苺とレアチーズのロールケーキ』
 ↑ロールケーキ総選挙1位を商品化
 ○『カルビーポテトチップスカルボナーラ味』
 ↑GREE内の人気投票で商品化
 ○『じゃがりこ えだ豆チーズ』
 ↑ファン人気No.1フレーバーを限定発売
 ○『ReBuy(リバイ)』
 ↑Facebook上でショップを開くことができる法人向けアプリ
 ○『ランチ難民支援』
 ↑移動販売店やスマートフォンアプリで誘導
 
 ※バックナンバーの関連記事もチェック!
 └→2012-01 2)『SNS活用サービス&連動消費に注目』7★★★ (再)
 └→2011-12 2)『SNS関連 ニューサービス続々』7★★★※(再)
 └→2011-11 2)『SNS連携サービス続々』7★★★ (再)
 └→2011-10 2)『ソーシャルメディア向けサービス続々』6★★★※(再)
 └→2011-10 8)『総選挙、読者参加…消費者コラボに注目』2★★★ (再)
 └→2011-09 3)『ソーシャルコマース/ソーシャルグッド』9★★★ (再)
 └→2011-09 4)『AKB48手法! 食の人気投票&総選挙がブーム』4★★★※
 └→2011-05 7)『ソーシャルメディア活用サービス続々』2★★★ (再)


 

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