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2012.09.29

トレキャ!シネマ番付2012年上半期総括

 ◆━━━━━━━━━━━━ '12上半期総評 ━━━━━━━━━━━━◆
              ~トレキャ!シネマ番付より

      今年上半期(1月~6月)に公開された作品を対象にしています。
      紹介作品の多くがレンタルされ始めた時期でもあります。
      この秋のDVD鑑賞の作品選びの参考にも!

            A=ABBY M=MARS ゴ=Gochy!
 
  ・ヒミズ 
  ・サニー 永遠の仲間たち
  ・キツツキと雨 
  ・ドラゴン・タトゥーの女
  ・テルマエ・ロマエ 
  ・『愛と誠 
  ・メランコリア  

A:2012年上半期、記憶に残ったイチオシ映画はやっぱり『ヒミズ』
  園子温監督作品ではおなじみのウマい面々を脇に、
  主役の中学生少年少女を染谷将太と二階堂ふみが大熱演。
  周囲の大人に虐げられて、どんなに絶望的な状況にあっても、
  この世にたった一人だけ自分を愛してくれるヒトがいたら、
  希望を持ってこの先も生きていけるんだ!!
  そんな原作コミックとは少し違うラストに
  園監督の大震災後の日本への思いを感じたなあ。
  彼の新作『希望の国』も今から本当に楽しみ♪

M:親に愛されない中学生の絶望と希望を描いた
  園子温監督の『ヒミズ』は、秀逸でダントツ1位。
  鋭く爆発的な演技を見せる主演の染谷将太は、
  第2の山田孝之かと。
 
ゴ:私は世代的にもド真ん中だった『サニー 永遠の仲間たち』
  上半期の秀作として最も強く印象に残っている。

  人生の折り返し地点を迎えた専業主婦のヒロインが
  偶然、昔の親友と再会。
  それをきっかけに、かつて永遠の友情を誓い合いながらも
  ある事件をきっかけに離れ離れになってしまった
  高校時代の仲間たちを再び集めようと動き出す。
  
  その過程で、痛みを伴う現実にも直面する。

  でも、青春時代に喜怒哀楽を共有した仲間同士の絆は
  その後まったく別の道を歩みながらも新たな成熟をみせ、
  歳を重ねた自分たちも、まんざらでないよね!
  そんな気持ちにさせられる。 
   
  これは韓国で大ヒットを記録した映画だけれど、
  韓流にありがちな“マンネリなお約束ごと”に
  自己ツッコミを入れる俯瞰的コミカルなセンスもいいし、
  現代と平行して描かれている高校時代の
  「80年代」という時代に
  甘く切なくポップな特別な感傷を抱く同世代の女性なら、
  激しく共感すること間違いなし! 
  
A:他にオススメは邦画なら『キツツキと雨』
  役柄によって変幻自在の役所広司が、武骨だけれど愛がいっぱいの
  木曾の木こりを好演。全編クスクス笑えて、時折ホロっと泣けて、
  観た後、雨上がりの空に虹を見つけたみたいに幸せになれる作品。
 
M:私も『キツツキと雨』
  小栗旬と役所広司の絶妙なやり取りがいい映画。

A:続いてオススメ洋画は『ドラゴン・タトゥーの女』
  本家スウェーデン版『ミレニアム』3部作第1作の
  ハリウッドバージョンなんだけど、ワタシはこちらの方が断然好き。
  多少大味だった本国版をデビッド・フィンチャー監督がその手腕で
  さらに洗練させ、別物に仕上げた。
  主役のミカエル&リスベットに扮するダニエル・クレイグと
  ルーニー・マーラもいいんだな。今後もぜひこのキャストで
  第2作3作と続けていってほしい!
  
M:お風呂大好き人間にオススメしたい『テルマエ・ロマエ』
  とにかく何も考えずに笑えて楽しい。
  『愛と誠』は、今までちょい苦手だった三池崇史監督作品。
  十代の時に読んだ漫画が、こんなミュージカルコメディになるとは!
  と驚きの連続。
  それにしても安藤サクラって、なかなかやるなあ!
  と思わずにはいられない女優になった。
  伊原剛志も、高校生役ができるとは、恐るべし!

A:反対に、見ていて辛くてたまらなかったのは『メランコリア』
  はい、そうです(笑)、またもやラース・フォン・トリアー監督!
  全編を暗示するプロローグの映像美は筆舌に尽くせないほど
  圧巻で素晴らしかったけれど、その後はもう眠くて眠くて。
  トリアー的終末観はワタシには退廃的で甘美でZZZZ。
  オススメはできないけれど、ヨカッタらDVDでお験しあれ。
   
  ・ヒミズ 
  ・サニー 永遠の仲間たち
  ・キツツキと雨 
  ・ドラゴン・タトゥーの女
  ・テルマエ・ロマエ 
  ・『愛と誠 
  ・メランコリア  

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