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2012.10.11

「ノンバーバル・パフォーマンス」の魅力(前編)

※10/30「日本初のノンバーバルパフォーマンス」追記
 
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     検証!!韓国から世界へ
     ノンバーバルパフォーマンスの魅力

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                  Text by MARS

ノンバーバル・パフォーマンス
という言葉をご存知だろうか?
直訳すれば「非言語の身体表現」。

言葉やセリフなどの言語を使わないので、
どの国の人が見ても、わかりやすいのが特長だ。

発祥は、1991年に始まり、日本にも来日公演を果たした
イギリスのショー『STOMP』が最初といわれている。

この『STOMP』
ホウキやデッキブラシを床にこすり付けたり
叩いたり、また、バケツを叩いたりというふうに、
身近なもので音を出してリズムをつくり、
そこにダンスなどのムーブメントをアレンジしたショーで、
NYオフブロードウェイから人気に火がついた。

『ブルーマン』も同じく、
ノンバーバルライブパフォーマンスの大ヒット作品だ。

韓国では、1997年にスタートしたNANTAが最初で、
今年15周年を迎える。

Nanta_logo1new

「ノンバーバルパフォーマンス」という言葉を使ったのは
世界でも、韓国が最初といえる。
 
韓国は人口5000万人という国で、
エンタテインメント産業を見据えたとき、
国内の幅広い客層にリピーターになってもらうだけでなく、
海外の観光客も射程にいれなければ、
長期公演は望めないということで、制作前から戦略を練った。
そこで、言葉を必要としない舞台を制作したわけだ。
 
2000年に専用劇場をつくった点も、韓国国内では
NANTA
がさきがけといえる。

包丁やまな板を使って音を出すという発想は
『STOMP』そのものだが、
実際に野菜を切りまくるその早業が笑いを呼び、
客席の観客はどの国の人も、膝をたたいて笑いっぱなし。
ステージと客席の距離が、とにかく近いのも特長だ。

Nanta_
 
今では韓国に4ヵ所の専用劇場をもち、世界ツアーも多数行っている。
日本では、2000年からほぼ毎年全国ツアーが行われ
現在の一番近いスケジュールでは、
11月9日から11日、名古屋公演が予定されている。
(問合せ:中京テレビ事業 052-957-3333)
 
私はこのショーをソウルで2002年に初めてみたのだけれど、
サムルノリのビートをはじめて生で聴いて、
その迫力に圧倒された。
以後、何度か人を誘って観に連れていったが、
観る人の期待をけっして裏切らない安心感がある。

 
日本での、ノンバーバルパフォーマンスの動きも紹介しよう。
ギア-GEAR-というショーが
「日本初のノンバーバルパフォーマンス」と銘打ち、
京都の常設劇場ART COMPLEX 1928で行われている。

2010年にトライアウト(試験公演)がスタートし、
2012年4月から、京都の常設劇場で上演。
9月からは、Ver.2.00として出演者も変わった。
ジャグリング、マイム、ブレイクダンス、マジック、
そしてキャラクターのドールという
スペシャリスト5人が登場している。

トライアウトと、Ver.2.00公演を観たが
かなり進化を遂げていて、当初にはなかった演出が増えている。
特に、LEDを使った衣装や光の演出が冴えている。
(問合せ:『ギア』事務局 075-254-6520 info@gear.ac )
  
では、その次に来るヒット作は…?
後編に続く…)

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