« 2013年「夏ドラ終盤番付」 | トップページ | トレキャ!シネマ番付オススメ新作レビュー »

2013.09.29

トレキャ!シネマ番付2013年上半期総括

                  '12上半期総評 
              ~トレキャ!シネマ番付より

      今年上半期(1月~6月)に公開された作品を対象にしています。
      紹介作品の多くがレンタルされ始めた時期でもあります。
      この秋のDVD鑑賞の作品選びの参考にも!

            A=ABBY M=MARS ゴ=Gochy!
 
  ・さよなら渓谷 
  ・ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 
  ・コン・ティキ  
  ・イノセントガーデン  
  ・箱入り息子の恋 
  ・ルビー・スパークス
  ・『千年の愉楽 

A:2013年上半期、記憶に残ったイチオシ邦画は『さよなら渓谷』
  一見普通に見える夫婦。
  けれど二人は残酷な事件の被害者と加害者だった...。
  一緒にいて相手を愛せば愛するほど
  幸せになるのを罪深く感じてしまうそんな男と女を
  大西信満と真木よう子が好演。
  ラストが思った以上に切なくて、
  暫く胸の中で余韻を引き摺ってしまいました。
  緑深き真夏の渓谷と蝉の声、目を閉じると今でも
  生々しく映画のワンシーンが浮かんでくるような、そんな作品です。

  続いてオススメ洋画は『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
  3Dが苦手な私は2Dを鑑賞、
  巨匠アン・リー監督による夢のように美しい映像美に圧倒され、
  想像を絶する主人公の苦難を目のあたりにし続けた2時間半、
  私自身も大海原を漂流していたかように
  見た後疲労困憊してしまいました(苦笑)。
  漂流の果てに行きついたビーチで
  後ろも振り向かずに行ってしまったトラ...、
  思い出しただけでなんか泣けてきそう。
  時間があったらヤン・マーテルの原作も読んでみたいです。

M:もう、生涯ナンバーワンにしたいくらいよかった
  『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
  飛行機の中で何気なく見たら感動してしまって、
  寝ずに2度も観てしまった。それだけじゃなく、
  映画館に2Dと3Dを観にいったので、
  結局1週間で4回も観てしまった。
  これほど続けざまに繰り返し観たのは、自分の人生でも初の経験。
  ただのサバイバル映画かと思っていたら、
  哲学と自然の融和の物語だった。今までの3D映画で、
  映像効果が最も美しいと感じた映画でもあった。
  さすが、昔から大好きなアン・リー監督。深い!!

ゴ:トラと少年が大海原を漂流する冒険譚
  『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
  あわせておすすめしたいのが
  1500年前と同じいかだで太平洋横断に挑戦した
  5人の男たちの冒険譚『コン・ティキ』
  こちらも5000万部以上を売りあげた冒険小説が原作の実話。
  究極の環境で追い詰められた人間たちの錯乱や心理的駆け引き、
  そして数々の苦難の果てに生まれる強い絆と信頼…
  ヒリヒリするようなサスペンス劇の要素と
  わくわくするようなアドベンチャー劇、
  そして感動のサバイバル劇と、
  いろんな要素がからみあったエンターテイメント作。
  3D作品ではないけれど、映像も圧倒的な迫力で、
  特に、サメとの格闘シーンは圧巻、手に汗にぎりました!
  でも、サメ手掴みって、どんだけ~(笑)
  
  サスペンス&ミステリー好きの私が
  上半期やられてしまった作品が『イノセント・ガーデン』
  『オールド・ボーイ』の奇才パク・チャヌク監督と、
  『ブラック・スワン』のスタッフによる
  息詰まるサスペンス、かつ洗練されたミステリー。
  驚愕のクライマックスにたどりついたとき、
  これまでの伏線の見事さに嘆息し
  間違いなくもう一度見たくなる(見直したくなる)作品。
  心霊映画ではないのだが、
  ヒロインが自分が何たるかに徐々に気づいていく感じが
  ヒロインの母親役を演じていたニコール・キッドマンがかつて主演した
  『アザーズ』という作品も思い出させた。
  
M:抱腹絶倒だったのは、『箱入り息子の恋』
  星野源、サイコーだった。
  森山良子も、あんなにコメディセンスがあるとは!
  星野源は、くも膜下出血のため6月から
  2度目の活動休止をしていたけれど、再手術が成功して、
  ようやく来春に、復帰のめどが見えてきたというニュース。
  でも、あんまりがんばりすぎないでね。
  
  『ルビー・スパークス』は、
  昨年12月15日公開だったんだけど、
  今年になって、全国で地道に公開映画館が
  増えていった話題作なので、ぜひ今回紹介させて!
  大好きな映画『リトル・ミス・サンシャイン』の監督の6年ぶりの新作。
  小説に書いた理想の女の子が突然家に現れて
  恋人になっちゃう!という、アニメみたいなおとぎ話で
  すごく素敵なラブコメディ。
  実生活でも恋人どおしの主人公二人がいい。
  特に女の子役のゾーイ・カザン、めっちゃカワイイ!
  彼女は脚本も担当しているというから驚き。
  ぜひぜひDVDで観てみて。
 
A:期待に反して、今ひとつだったのは邦画『千年の愉楽』
  昨年末交通事故で急逝した若松孝ニ監督の遺作です。
  寺島しのぶ扮する産婆を語り部に、
  生まれて死んで生まれて死んでを繰り返す
  男と女の有様を描いた大人の寓話。
  破滅的な中本の男たちを演じた高良健吾くんたち俳優陣他、
  寺島さんも素晴らしかったんですが、
  なんだか物語が単調で眠くて眠くてzzzzz。
  若松監督の作品、もっともっと見たかったなあ。


  ・さよなら渓谷 
  ・ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 
  ・コン・ティキ  
  ・イノセントガーデン  
  ・箱入り息子の恋 
  ・ルビー・スパークス
  ・『千年の愉楽 

|

« 2013年「夏ドラ終盤番付」 | トップページ | トレキャ!シネマ番付オススメ新作レビュー »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16209/58286521

この記事へのトラックバック一覧です: トレキャ!シネマ番付2013年上半期総括:

« 2013年「夏ドラ終盤番付」 | トップページ | トレキャ!シネマ番付オススメ新作レビュー »